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  • 2007.09.23 Sunday
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天然ガス供給、イランが欧州ルート参加(日経)

天然ガス供給、イランが欧州ルート参加(日経)
【ドバイ=加賀谷和樹】天然ガス埋蔵量で世界2位のイランが国際供給網の構築を急ぎ始めた。トルコ経由で欧州に通じるパイプラインへの参加で基本合意したほか、7月末にもパキスタン、インドへの輸出計画をまとめる。ウラン濃縮の継続で国連や米国の制裁を受けるなか、主要国とエネルギーで関係を深め、国際社会での孤立から抜け出す狙いだ。

 イランのバジリハマネ石油相は14日、トルコ経由で欧州諸国にガスを供給するナブコパイプライン計画に参加することでトルコ政府と基本合意したと述べた。イランがトルクメニスタンから輸入しているガスの一部を再輸出する分も含めてナブコパイプラインに最大で年間310億立方メートルを供給する。イラン政府は詳細を8月までに発表する見通し。
うむ。これはイランの孤立を避けるという意味にとどまらない。ヨーロッパに供給するガスに関してはロシアが大きな影響力を持っている。そのような状況で、イランと言う輸入先を確保することは西ヨーロッパにとっては悪くない話、相当良い話だ。イランの立場が良くなるとアメリカは少しカリカリするかもしれないが、ヨーロッパ−中東のラインが安定することは、日本にとっては良いことなのではないだろうか。少なくともイランは北朝鮮よりもまともであるし、反日でもないし。イランとヨーロッパ間のパイプラインが通るトルコにとってもまずまずの話だ。

今は57歳から、将来は61歳から年金支給・・・いいね、イタリアは。

イタリア政府、年金支給開始年齢引き上げで労組と合意(日経)
 【ジュネーブ=市村孝二巳】イタリア政府は20日、年金制度改革の焦点である支給開始年齢の引き上げで、労働組合の代表と合意した。現在57歳の支給開始年齢を2013年までに61歳に引き上げる。来年にも60歳に引き上げようとしていたベルルスコーニ前政権に比べると緩やかな改革となる。高齢化に伴う年金財政への負担はなお残り、前首相率いる野党の反発は必至だ。

 プロディ首相は「今回の合意によりイタリアはもっと公平な国になる」と述べ、世代間の年金受給額の格差是正につながるとの考えを示した。合意では現在57歳の支給開始年齢を08年1月に58歳、09年7月に59歳、13年1月に61歳と段階的に引き上げる。年金財政の改善度合いに応じて見直す可能性もあるという。

 改革案は同日の閣議で了承を得た。しかし中道左派のプロディ政権は上院での勢力が中道右派の野党と拮抗(きっこう)しているため、9月からの国会審議は難航しそうだ。
日本人から見ればこれでも恵まれている、と思うかもしれないが、イタリア人から見れば不満かもしれない。なんたって、昔は20年働けば結構な年金がもらえた。40歳台で悠々自適、という人も珍しくなかったのだ。労働組合と合意に達したのなら、最終的にはこの案で通るのではないか。

仏ルモンド社長にジャンテ氏(日経)

仏ルモンド社長にジャンテ氏(日経)【パリ=野見山祐児】仏紙ルモンドは2日付でピエール・ジャンテ副社長(60)を社長に昇格させた。ルモンドは無料紙などの攻勢を受け、赤字経営が続き、累積赤字が1億ユーロ(約166億円)に達していた。そのため記者などでつくる株主会は、三期目となるジャンマリ・コロンバニ前社長の再任を拒否していた。ジャンテ氏は仏AFP通信の経済部長、地方紙シュドウエストの社長などを歴任、2006年からルモンドの副社長を務めていた。現在のルモンド紙の発行部数は約36万部。
イタリアにいたときも、フリーペーパーがあった。おそらくヨーロッパの多くの国ではこんな感じ?1億ユーロと言う累積赤字は、現代における新聞経営の難しさを示している、と思う。

 私は別のことを危惧している。有力とは言え、一新聞、一企業には違いない。企業である以上、うまくいかないこともある。倒産することもなくはない。ただ、経営を安定させるために、筆を曲げることがあっては困る。資本主義の世の中、怪しげなところ(個人であれ、国であれ)が金主となって新聞の編集方針を左右することも大いにあり得る。発行部数は大したことはなくても、有名新聞は、そこに記事が載るだけで、一種の高級ブランドとなりえる。「仮に」独裁国家とつながりのあるお金がル・モンドの経営を支えるようになったとしたら、どうする?経営を優先させて金主におもねる記事を書くか、それともジャーナリズムとして毅然とした編集方針を貫けるか?

 まあ、今言ったことは、現在の多くの新聞には酷な話だ。新聞もテレビも、金を出している人間には、多かれ少なかれ頭が上がらないだろう。だから、視聴者・読者がより賢くなることが必要なのだ。

児童に「ばか」と100回書かせたイタリアの教師、無罪に(ロイター)

児童に「ばか」と100回書かせたイタリアの教師、無罪に(ロイター)
[パレルモ(イタリア) 27日 ロイター] イタリアの裁判所は27日、12歳の男子児童に「わたしはばかです」と100回書かせた女性教師に対し、無罪の判決を下した。裁判所の関係筋が明らかにした。
 この教師は、男子児童がトイレに行こうとしたクラスメートを邪魔したり、「同性愛者」や「女みたい」などと呼んだことから、罰としてそれを書かせたという。
 児童の両親はこれに対し、2万5000ユーロ(約410万円)の損害賠償を請求し、検察側も禁固2カ月を求刑していた。
 イタリアでは、学校で同性愛者とからかわれた若者が自殺した事件が広く報じられており、この女性教師は、同事件を踏まえて男児への処罰が適切だったと主張。判決後に記者団に「児童に恥をかかせる意図はまったくなかった」と述べた。同性愛者の権利団体も、教師の無罪を主張していた。
まあ、無罪になるのはいいとして。でも生徒に書かせる内容が「私は馬鹿です」というのはあまり賢くないな。「悪口は控えめに」とか「人に迷惑をかけない」とかを書かせるんならまだわかるけど。無罪になったのには賛成だが、こういうキャラの先生とはあまり係わり合いにはなりたくない。

在任15年、さらに続投 モスクワ市長(朝日)

在任15年、さらに続投 モスクワ市長(朝日)
モスクワ市議会は27日、ユーリー・ルシコフ市長(70)を再任するよう求めたプーチン・ロシア大統領の提案を賛成32、反対3で可決した。任期4年を務めると、市長在任は92年6月から19年間に及ぶことになる。
 ルシコフ氏は人口1000万の首都の大改造を進め、03年市長選で75%近くを得票するなど人気が高い。大統領の与党「統一ロシア」の幹部も務める。プーチン氏は12月の下院選と来年3月の大統領選を控え、その政治力を利用した方が得策と判断したようだ。
 ルシコフ氏は当初、民主改革派のポポフ前市長のもとで副市長を務めたが、次第に民族・愛国主義的な政治姿勢を強めてきた。日ロ賢人会議のロシア側座長を務めた折も、北方領土四島の日本返還に強く反対した。
 夫人が経営する建設会社が多くの事業を受注しており、「夫が計画して妻が建設する」といった批判も絶えない。審議では共産党議員団が「市長は、その政策が大きな社会的不平等をもたらした統一ロシアの幹部だ」とし、再任に反対した。
このニュースで興味を引いたのは、市長の多選ではなく、別の点にある。

1.モスクワ市議会にプーチン大統領自らが提案したこと。これって少し変わっている。日本で言えば、東京都議会で安倍首相が石原さんの再選を提案するようなものだ。
2.「32対3」でこの提案が可決されたこと。反対した3人の身の安全はいかに?

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